ぐるーぷ31の活動に関する過去の記事

「消費者は保険の見直し方法を理解しているか」をテーマに調査研究・意見交換会を行いました。

毎年恒例の生損保研究会ぐるーぷ31の調査研究・意見交換会ですが、今年は「保険の見直し」について調査をしました。

生 命保険は契約期間の長い商品です が、生活環境などの変化により保険も見直しが必要となることがあります。しかし、ニーズに沿った見直しではなかったなどの苦情も相談現場には寄せられてい ます。消費者は見直しについてどのように理解しているのか、保険会社とのギャップはあるのか、問題点はどこにあるのかを探るため調査研究を行い、保険会社 各社との意見交換会を開催しました。遠方にもかかわらず生損保会社10社と生命保険文化センター、生命保険協会、日本損害保険協会の方々28名が参加され ました。

まず、保険の見直しトラブルの4事例を報告しました。営業担当者の不適切な勧誘行為により納得のできない保険に転換させられた。 転換契約を取り消して、前 の契約に戻してほしいとの苦情に対して、保険会社からは契約書面には形式上瑕疵はない、公平性を保つ観点からも転換契約を取り消すことはできないとの回答 があった事例や、払済保険に変更すると特約が消滅することに対してきちんとした説明がなかったなどの事例も報告された。

一般消費者288 人に保険の見直しに関する意識調査を行ったところ、転換という言葉を聞いたことがないと答えた人は50%もおり、転換したら現在の契約は 消滅することを知っていた人は40%と少なかった。また、払済保険という言葉を聞いたことがない人は54%と多く、特約が消滅することを知っていた人は 17%と非常に少なかった。

保険各社から消費者に渡される見直し資料も転換資料であることが分かりにくかったり、情報量が多すぎたり、字が小さいなど消費者にとっては決してわかりやすい書類とは言えなかった。他の見直し方法についての情報も十分提供されていないことが分かった。

以 上の報告を受けて意見交換会を行った。保険各社からは、このようなトラブル事例は多く寄せられていて、デメリットを分かりやすく明記するなど改善に向け て取り組んでいる。苦情があれば事実確認をして非があれば8年前の転換も遡り取り消す。デメリットは説明したうえで新契約を勧めているなどの報告があっ た。トラブルを防ぐためには営業職員の分かりやすい説明は当然のことながら、読みやすくわかりやすい資料が必要だ。消費者も保険は分からないと相手任せに せず、しっかり話を聞き、理解する努力も必要ではないか。今回の保険会社への調査報告・意見交換会が保険の見直しトラブル防止に役立つことを願って閉会と した。

NPO法人「消費者情報ネット」コネット(Consumer's Information Network)は、消費者問題の専門家集団です。

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第13回コネット企業セミナーのご案内

テーマ 「民法改正と成年年齢引き下げを見据えて
   〜相談事例から最近の若者の意識を知る〜」
開催日:2019年11月29日(金)13:30〜16:30
場所:大阪産業創造館 5階 研修室E
内容 1部 ・企業セミナー
「若者の相談事例から見る民法改正」講師:江口文子弁護士
      ・グループディスカッション
   2部 意見交換会(自由参加)

参加費 賛助会員企業 1,000円 一般企業 2,000円
申込・問合せ:コネット事務局 電話 06−6311−3456
       メール connet@npo-connet.org
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第26回 調査研究・意見交換会「一時払い外貨建て保険の銀行窓口販売実態
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令和元年、コネットが提案する「コネット葬」が始動します

コネット葬」の理念は
『人任せにせず、自らが望む葬儀』&『簡素ながら良質で心温まる葬儀』
「コネット葬」開始に向けて、全日本葬祭事業協同組合連合会近畿ブロック
組合代表の方々と話し合いを重ね、いよいよコネット葬が始動します。
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●実際の葬儀は、コネットと提携した葬儀事業者が執り行います。
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